Beeという言葉について

実は「Bee」イコール「ミツバチ」ではありません。
ハチにはアシナガバチやスズメバチ等の肉食系のハチと、花の蜜や花粉を食用にするハナバチ(花蜂)がいますが、一般的にハナバチのことをBeeと言うようです。

つまりミツバチ、マルハナバチ、クマバチ、単独性ハナバチ(ムカシハナバチ科、コハナバチ科、ヒメハナバチ科、ケアシハナバチ科、ハキリバチ科、コシブトハナバチ科)が含まれます。

しかし日本ではマルハナバチやクマバチ、単独性ハナバチのことがあまり知られていないためBeeをミツバチと訳す慣習があるようです。「World Bee Day」も日本では「世界ミツバチの日」と訳されています。「World Bee Day」というとき、ミツバチのことだけを言っているのではないということに注意しておく必要はあると思います。

ロシアの作曲家リムスキー・コルサコフの管弦楽曲「熊蜂の飛行」のクマバチは、本当はクマバチではありません。ロシア語で Полет шмеля、英語で Flight of the Bumblebee、バンブルビーというのは「マルハナバチ」のことであって、これは明らかな誤訳です・・・が、誤訳のままになっています。ただしWikipediaによると、英語圏でもクマバチとマルハナバチの混同が多いそうです。

* ミツバチ Honey Bee
* マルハナバチ Bumblebee
* クマバチ Carpenter Bee
* 単独性ハナバチ Solitary Bee

これらのハナバチたちは花粉(Pollen/ポレン)を運び、植物の受粉を助けることからポリネーター(Pollinator/花粉媒介者・送粉者・授粉者)と呼ばれます。 ポリネーターのなかには花アブや蝶や蛾等も含まれます。