アシブトハナアブ

アシブトハナアブ
Helophilus eristaloideus

「アシブトハナアブを知っている人は、日本に2千人くらいでしょう」と、東京都立水元公園内にある、葛飾区水元かわせみの里「水辺のふれあいルーム」のブログに書かれていました。

たぶん皆さんのお庭などにも来ているアブですが、 気にしなければ一生見ることのない昆虫だと思います。

アシブトハナアブに限らず、ほとんどすべてのハナアブやハナバチについて、同様のことがいえると思います。見てはいるんですが、ただ漠然と見ている。小さいし、飛びまわるし、ひょっとして刺すかも知れないと心配する・・・・・よほど強い興味、関心がないと、写真を撮ったり名前を調べたりしないと思います。

かくいう私自身、長らく認識していなかった。連写機能を使って写真を撮るようになって特徴がわかるようになり、しだいに認識するようになりました。デジタルカメラやパソコン、インターネットの普及によって、ようやくこういう子たちにも脚光を浴びる時代になったと思います。

上の写真は2021年4月19日撮影。花はオルレア。

アシブトハナアブ

2021/04/07 オルレアの花で食事。

アシブトハナアブ

2021/04/27 紫花菜で食事。

アシブトハナアブ

2021/04/27

アシブトハナアブ

2021/05/23 ムシトリナデシコで食事。ハナアブの口では花芯まで届かないから、花粉をなめるのかな。アシブトハナアブというけれど、ぜんぶの脚が太いわけではなく、後ろ脚の一部が太い。この部分が太いのは昆虫類の一般的な特徴であり、強大な筋肉を持っているらしい。

アシブトハナアブ

2021/05/23 上のハナアブ。

アシブトハナアブ

2021/04/07 菜の花で休憩。

アシブトハナアブ

2018/03/24

アシブトハナアブ

2013/04/04 これと下の写真が、アシブトハナバチの最初の写真だと思います。ミツバチが来ていると思ってシャッターを押したらこれだったんです。それからハナアブやハナバチのことを、もう少し注意深く見るようになりました。

アシブトハナアブ

2013/04/04