アカハライモリ(ニホンイモリ)
Japanese Fire Belly Newt

上は2010年8月18日撮影。下も。
何か月に一度、前庭の小池を掃除するために水を抜きます。そのとき池の生物を金ダライやプラスチック飼育ケース等に移しました。ブログにはこんなふうに書いています。

イモリも数匹いました。 気持ちワルイなんて言わないでください。 カワイイ赤ちゃんイモリもいました。 赤ちゃんイモリは、ウーパールーパーに似ていました。 同じ仲間ですから。

ウーパールーパーはサンショウウオの仲間。イモリもサンショウウオも同じ両生類なので、似ているところがあります。

子供のときイモリは、ウーパールーパーみたいにエラが体外に出ています。

サンショウウオもそうなんですが、大人になると体外に出ているエラがなくなります。

2010/09/13 小池に泳ぐイモリ。池にアオミドロが発生しているせいで、背景が緑になっています。アオミドロに悩まされたことが、この小池を撤去する原因となりました。 

2012/04/07 プラスチックの飼育ケースに入れて撮りました。こういう生物を日常的に見慣れていると、まったく恐がる必要のない可愛い地球家族であると感じることができるんですが、あまりにも生物と無縁に暮らしていると、無暗に恐れるひとがあります。噛んだり、毒を持っていたりということはありません。まったく無害な生きものです。

まずはよく観察するということが必要だと思います。よく見ないで勝手に恐がる・・・見たら枯れ尾花だったということは、よくあることです。見ないで恐れるから幽霊だと思ってしまう・・・

できれば子供のときに慣れ親しんでおいたほうがいいと思います。水や植物や土壌を大切にする気持ち、地球を大切に思うこころ・・・そういうのは教科書の文字から学ぶことではありません。暗記することではありません。愛や思いやりや友情は知識ではありません。

2012/05/15 ブログにはこう書いています。

前回同様イモリたちも生息していました。子供をのぞく一部を捕らえて撮りました。どうか気持ち悪いなんて言わないでいください。けっこう人間に近いと思います。人間に悪さはしません。おとなしい生き物です。

2011/05/30 こちら陸上に潜むイモリ。

上のイモリを玄関前に運んで撮らせてもらいました。

そして仰向けなってもらうと、まさに「赤腹イモリ」のネーミング通りの鮮烈な赤いオナカ。

イモリ

2015/06/13 裏庭の岩壁を登っていく。

2021/05/09 前庭の小池は2015年に撤去しました。家屋に近くて屋内に湿気を呼ぶせいと、全部セメントで固められていたので不自然なところがあって、それで定期的な清掃が必要でした。池を撤去したらイモリはどうなったか・・・ちゃんと庭でたくましく暮らしています。池のことは、またよく考えて作ってやることにします。