キアゲハ
Old World Swallowtail

何度も書いてきましたが、ムシトリナデシコは庭で育てておくべき草花です。多様な蝶、多様なハナバチが吸蜜にやってきます。園芸種ではないので、園芸店やホームセンターでは苗を売っていない、種も売ってないと思います。

実は私も苗や種を買ったのではありません。ここに雑草として普通に生えていました。それを毎年大切に守っていたら・・・気がつくと約20年になります。上と下の写真は2019年6月5日、キアゲハがムシトリナデシコで吸蜜する様子。

2019/06/05 ナミアゲに似ていますが、名前のとおり黄色がかっているのが特徴。

2019/06/05

2019/06/05

2019/06/05 ナミアゲハとの羽の模様の違いなんですが、キアゲハは前羽のつけ根が黒い(赤丸のエリア)。

2014/05/03 ナミアゲハの前羽のつけ根は筋状の模様になっています。

2013/06/25 ニンジンの葉柄につかまって休憩するキアゲハの幼虫。キアゲハの幼虫はニンジンやパセリやミツバなどセリ科の植物を好んで食べます。 このようなイモ虫が、はっとするような美しい蝶に変容し飛翔する不思議。変態(メタモルフォーゼ)または変容(トランスフォーメーション)の奇跡です。

2013/06/25 これがどうしてキハゲハの姿に変容するのか、見れば見るほど不思議です。生命の錬金術 Alchemyですね。

2019/05/30 ムシトリナデシコで吸蜜。下の写真も。