ナガサキアゲハ
Great Mormon
「ナガサキ」という名前がついているけれど、長崎特有のアゲハではありません。江戸時代末期に長崎にやってきたシーボルトが長崎で採集したことからナガサキアゲハという名前になったという。メスはモンキアゲハに、オスはクロアゲハに似ているけれど、ナガサキアゲハには尾(尾状突起)が無いので簡単に見分けられます。
上と下の写真、ちょっと懐かしい2006年10月3日撮影。カンナの花で吸蜜する様子です。昆虫たちを連写で撮る方法を知らなかったので、蝶の写真を撮るのも難しかった。当時はコンパクトデジカメだったけれど、いい写真が撮れたと喜びました。
2006/10/03 シーボルトが長崎に来た江戸時代は、南方系であるナガサキアゲハは九州以南にしか生息していなかったという。近年は温暖化の影響で生息域が急激に北上しているそうです。
2006/10/03 カンナの花に似合っていると思います。
2006/10/03 盛りを過ぎた曼殊沙華で吸蜜。
2007/08/28 羽化したばかりの蝶はおっとりしています。特に身近な庭で羽化したものはあまり私たちのことを恐れません。私の腕にとまるナガサキアゲハ。
2007/08/28 ヒイラギモクセイ(現在は無い)で休む。
2010/09/13 網戸にあったサナギから羽化したばかりのナガサキアゲハ。
2010/09/13 羽化したばかりの全く無傷な姿。
2012/09/14 エキナセアで吸蜜するナガサキアゲハのオス。オスの方が地味な印象があります。
2012/09/14 同じくエキナセアで吸蜜。
2017/09/23 曼殊沙華で吸蜜。