ハラアカヤドリハキリバチ
Euaspis basalis
上下の写真は2020年9月11日、西洋ニンジンボクで吸蜜中のハラアカヤドリハキリバチ。漢字で書くと「腹赤宿り葉切蜂」でしょうか? というのも、かなりマイナーなハナバチらしくて、公式の情報がありません。英名もわかりません。分布も絶滅危惧の情報もわかりません。
2020/09/11 ともかくエンジェルファームの西洋ニンジンボクの花に来てくれた。大歓迎し、写真を撮り、こうしてWeb上にアップします。
2020/09/11 最近思うことなんですが・・・写真家ではないので、ピンボケだって何だっていい。昔オリンピックは「参加することに意義がある」という理想がありました。あたりまえのことだけれど、本当は金メダルを何個取るかなんて、大切なことではない。
それと同じ意味で、優れた写真が撮れたら、それに越したことはないけれど、撮ることに意義があると思う。ピンボケだっていい、ブレていてもボケていてもいいじゃないか。それよりこんなマイナーなハチにカメラを向けて、この機会を逃したら二度と撮れないと感じて必死に撮る。結果、ボケててもいいじゃないかと思ったんです。
美しい花や蝶ならともかく、こんな地味でマイナーな写真を撮っても誰も評価はしてくれない。こんなことをしたって何の利益にもならないし、Web上にボケた写真をアップしても何の反響も得られない。
それでもアップするのは愛や祈りに似た気持ちがあるからで、その気持ちを失ったら、こういうページを作ることはぜったいできない・・・ハラアカヤドリハキリバチ。