イノシシ

イノシシ
Wild boar

20年間やってきた菜園にイノシシが現れたのは初めてでした。写真を撮ったのも初めてでした。去年10月に柴犬アミが亡くなったことも影響しているかも知れません。

まだ大人にはなっていません。牙も生えていないようです。サツマイモやサトイモが全滅して残念でしたが、この顔を見たら、仕方がないと思いました。

今後、対策を考えようと思います。イノシシやシカ被害は農村地帯で大問題となっています。

イノシシ

2022/11/11 台風14号が九州直撃した(2022年9月14日)その直前に現れたときはまだ子供で、こんな黒い毛は生えていなかった。すばっしっこい3匹ほどでした。そのときは私の姿を見てすぐに逃げました。

イノシシ

2022/11/11 けんめいにサツマイモの根を食べています。私の姿を見ても逃げません。

イノシシ

2022/11/11 食べながら私の様子を見ています。凶暴な眼ではありません。

イノシシ

2022/11/07 大きなイモはとっくに食べてしまい。残った根っこ、鉛筆大のものを食べているようです。土が湿り気を帯びているので鼻の周りも湿って色が変わっています。

イノシシ

2022/11/07 イノシシをじっくり見たのは初めてなんですが、意外に可愛い印象を受けました。大人になったら危険な牙も生えてくるし大きくなってくるから、可愛くなくなるんでしょうが。

イノシシ

2022/11/07 薔薇の株元に生息するミミズも食べに来ていて、あちこち鼻で掘り起こしたあとがありました。桂子は「こらーッ!」と大きな声を出しますが、ひるむ様子はなし。

私がエンジン草刈り機のエンジンをふかして追いかけると一応逃げるものの、そんなに恐がっている様子なし。

それに「そんなので傷つけないでね!」と桂子は言う。 ということは別の対策を考えなくてはならない。

インドのイノシシ

庭で初めてイノシシと向き合い、写真まで撮った・・・それは今回が初めてだと思ったんですが。 何と29年前にも同じような写真を撮っていました。

1993年にインド・マハラシュトラ州プネー市で撮ったたくさんの写真のなかにありました。道端のゴミ捨て場でゴミをあさるその動物をイノシシだと思わなかったんです。

イノシシなんて見たことないし、よく知らなかった。 誰も怖がっている人はいないし、近くで子供たちもふつうに遊んでいた。原種系野生ブタかなと思っていた。

インドの人々は牛たちと共存しているので、野良ブタとも共存しているのだろうと思ったんです。あのときの野良ブタ、実はイノシシだったと・・・29年後に知ることになりました。

インドのイノシシ


インドのイノシシ


インドのイノシシ

この3頭は大人になっている。その向こうでは小さな子供たちが遊んでいます。 

ネパールのイノシシ

こちらはネパ-ルの首都カトマンドゥで撮りました。1993年です。小さな川の岸にイノシシが群れています。インドやネパールの人たちはどうやって彼らと共存しているのでしょうか?  

現代日本は農村地帯の過疎高齢化問題に直面しています。私たちが暮らしています大分県竹田市も、その問題の先進地です。イノシシ・シカ被害もそのことと無関係ではありません。

この問題をどうするのかというのは、これから文明をどうしていくのかというヴィジョンとも関係している。大きな深い問題だと思います。

偶然、こんなYouTube動画があがってきました。このページに貼り込んでおきます。今日のこの時点(2023/01/22)で405万以上の視聴回数になっています。

上の動画を見終わったら、下記の動画が出てきました。
[サイエンスZERO]【害獣】イノシシ 日本各地で激増中! | 被害を激減させる科学的対策とは? | NHK
無暗に敵視するまえに、相手のことをもっとよく知ることが大切だと思いました。