ジャガイモ 2024
Potato

食べ遅れて芽が出過ぎたジャガイモを植えてほしい、とヴィラモ(桂子)が言ったんです。近年ジャガイモは栽培していないけれど、久々に植えてみることにしました。

上の写真はその成果。6月12日撮影。一番の上の赤いイモはホームセンターで種芋を買い足したデストロイヤー(グランドペチカ)。次がメークイン、その下がダンシャク。いずれも健康そうなイモができました。植えてみてよかった!

2024/04/01 ジャガイモ栽培のために高畝を作りたいところですが、すぐにはできないので黒ビニールポットで育てておきます。家庭菜園で栽培するていどなら、こうして玄関先で管理しておいた方が確実です。

いきなり菜園に植えると霜でやられる場合もあります。うまく育たないもの、病気を持っているものをこの段階ではねることもできます。今回はすべて発芽し、すべて順調に生育しました。

2024/04/01 健康的な葉。育苗用土は菜園の土をベースに、自分で作った薔薇用の堆肥と草木灰やタマゴのカラ粉末等をブレンドしました。化成肥料は使いません。

2024/04/25 菜園に定植するとすくすく成長しました。ジャガイモの葉の上に小さな小さなバッタ発見。ヒシバッタの仲間でしょうか? 1cmもないくらいです。

2024/04/25 テントウムシ(ナナホシテントウ)発見。アブラムシを食べてくれるので「益虫」とされています。同じテントウムシ科の昆虫で「害虫」として嫌われるニジュウヤホシテントウも発見↓

2024/04/25 このかた28個のホシを持っています。ナナホシテントウのホシは7個です。ナナホシテントウはツヤツヤしていますが、ニジュウヤホシテントウは細かい毛で覆われています。テントウムシダマシとも呼ばれます。

2024/04/25 ニジュウヤホシテントウを放置すると上のようになります。これが葉全体に広がると光合成ができなくなります。菜園に生物多様性があってクモのような天敵がいる場合は、ニジュウヤホシテントウに対してそんなに神経質にならなくていいけれど、農薬を使用しない家庭菜園の場合、見つけたときには昇天してもらうのがスタンダ-ドなやり方です。

2024/04/24 このかたも嫌われ者の害虫。ホオズキカメムシといいます。ナス科植物の汁液を吸います。これも増えると植物を弱らせるので、見つけたときには昇天してもらいます。

ニンニクやミントやドクダミ、ヨモギ等を竹酢液+焼酎などに漬け込んだものを葉に噴霧しておくと、カメムシたちに対する嫌がらせになります。そんな溶液を情熱的に作って噴霧していた時期もありますが、今はやっていません。

2024/05/02

2024/05/02

2024/05/14 葉っぱがきれいだったので記念撮影しておきました。病害虫を恐れるより、幸せに生きる。それが結局免疫力をあげて、病害虫にやられないことになります。ジャガイモがどうやったら幸せに生きられるのか、それを考えてやることが病害虫予防になると知りました。

2024/05/14 何て美しい葉だろうと思って撮りました。

2024/05/14

2024/05/14 ジャガイモの葉の茂みなんて、多くのひとは想像できないと思います。栽培していないとなかなか撮れない。

2024/05/14 ジャガイモの花って知っていますか? ジャガイモ・デストロイヤーの花です。

2024/05/14 メークインの花。

2024/06/12 前は葉がもっと枯れてから収穫していたんですが、今年は早めに収穫しました。収穫してすぐいただくのではなく、少し貯蔵して熟すのを待ちます。

2024/06/12