コアシナガバチ

コアシナガバチとの共生
Polistes snelleni

上下の写真は2021年6月13日、ナツメの花で自分の時間を過ごすコアシナガバチ。アシナガバチはミツバチと同じく社会性が進化したハチです。働きバチは青虫や毛虫を狩猟して巣に持ち帰って、幼虫に与えるという任務を持っています。

でも花の蜜や花粉は巣に持ち帰らず、自分の栄養とします。ミツバチと異なるところです。ミツバチは花の蜜や花粉を巣に持ち帰ります。自分の時間はないように見えます。

コアシナガバチは、エンジェルファームにもっとも普通にいるアシナガバチです。私は毎年アシナガバチに刺されます。不用意に巣に触れてしまうからです。つまりこちらが悪い。

実はアシナガバチは大人しいハチで、巣に触れて攻撃されたと思わないかぎり、積極的に刺してくることはありません。こういうハチとどうおつき合いするか、持続可能性や生物多様性、環境保護を考慮するガーデニンングの重要なテーマでもあります。

コアシナガバチ

2021/6/13 ナツメを食べたことがありますか? スーパーマーケットには並んでいません。庭に植えて自分で栽培しているひとしかナツメなんか食べる機会がないかな。ナツメはこんなに栄養価の高い果実です >>「なつめの効果|楊貴妃も食べたといわれるナツメ」(まごころケア食)

自然界には素晴らしい果樹がいっぱいあるんですが、スーパーの商材に向いていないものが多い。多くのひとが自然界の恩恵を受け取っていないわけです。

コアシナガバチ

2021/6/13 ミツバチがこんなふうにしているところを見たことがありません。サボっているというと、ひと聞きが悪い、いや、ハチ聞きが悪い・・・何かこう、自分の時間を持っているんです。

コアシナガバチ

2020/8/20 葉のうえの水(雨水?)を飲んでいる。夏場だとノドも渇くのでしょう。

コアシナガバチ

2021/05/06 最初は女王蜂がひとりで巣を作り始めるのだという。

コアシナガバチ

2021/05/06 巣を作る。

コアシナガバチ

2021/05/06 巣を作る。

コアシナガバチ

2020/06/07 2匹で巣をケアする。

コアシナガバチ

2020/06/22 みんなで巣をケアする。

コアシナガバチ

2020/07/16 みんなでチカラを合わして働く。

コアシナガバチ

コアシナガバチは美しい。刺されても愛しています。

コアシナガバチ

2020/8/20 毛虫または青虫を狩猟。最近、エンジェルファームでは問題になるほどの毛虫の発生に悩まされなくなりました。たぶんアシナガバチたちのおかげだと思っています。

コアシナガバチ

2020/8/20 噛み砕いて肉団子を作って巣に持ち帰ろうとしています。

コアシナガバチ

2020/8/20 毛虫や青虫が発生して薔薇の葉を食害されるのは嫌だけれど、アシナガバチたちにとっては貴重な食糧です。毛虫や青虫もいないガーデンでは、アシナガバチも生きていけない。

そのアシナガバチは野鳥たちの貴重な食糧なんです。毛虫や青虫やアシナガバチを毒ガスで殺害すると、鳥たちもやって来ないガーデンになってしまう。それってガーデンをアウシュビッツにしてしまうことではないでしょうか?

コアシナガバチ

2020/8/20 アシナガバチを排除せず、多様な生き物と共生し、多様な生き物を愛でるガーデニングを試みています。