オオハキリバチ
Megachile sculpturalis (Solitary bee)
日本最大のハキリバチ、ハーブのスウィートマジョラムの花で吸蜜、2021年6月29日撮影。ハキリバチの仲間ですが、オオハキリバチは葉を切らないという。
クマバチと同じで、ちょっと大きい(約2.5cm)のと、お顔がややイカツイ印象なので、恐がるひとがありますが、性格温厚で無害な愛すべきハナバチです。そのことを教えてくれるひとがないので、こうしてハナバチのことを発信していきます。
「オオハキリバチ」で検索入れると、上位に害虫駆除業者のWebサイトがでてきます。農薬・除草剤メーカーのサイトも上のほうにあがってきます。
いづれのサイトもオオハキリバチが「温厚」であると説明するものの、殺虫剤で駆除することを勧めています。危険なハチではないことがわかっていても共生できないとする考え方です。
家のそばにスズメバチが巣を作ったというなら、それと共生するのは困難でしょう。マムシが庭に来たというならそれは大変危険なことです。菜園がモグラの巣になってしまったら、それも困ったことです。イノシシやシカが菜園に侵入してくるなら、それも大変困ったことです。
けれど、温厚なオオハキリバチやクマバチと共生するのは何ら難しいことではありません。ちょっとした工夫で、彼らを家族として暮らすことができます。
あまりにも自然からかけ離れた暮らしをしていると、身の回りに愛すべき小さな生き物が生息していることがわからなくなる・・・それは私自身の体験でした。
大阪でグラフィックデザインの仕事をしていた時期、彼らの存在が意識から消えていました。「地球生態系」のこと、「持続可能性」をまったく考慮せずにデザインの仕事をしていました。その反省もあって、これを作っています。
コロナ禍の今日2020年2月24日、ロシアはウクライナへの軍事侵攻を始めました。こんなときに戦争を始めるかなー?!
ホモサピンス=賢い人がすることでしょうか?!