ニホントカゲ
Japanese Skink
トカゲとヘビとカメ、そしてカナヘビとヤモリはハ虫類。ワニもハ虫類です。
ヘビについては、毒を持つマムシやヤマカガシがいるので注意する必要がありますが、ニホントカゲやカナヘビやヤモリは本当に愛すべきカワイイ小動物です。毒もないし噛みつくこともない。偏見を持たずに接したい生物です。
上の写真は2020年6月12日撮影、下もです。まだ子供。子供の尻尾はきれいなメタリックブルー。グラデーションがかかっています。子供時代は背中に5本の筋があります。
2020/07/22 すこし大人なんでしょうか、顔が少し赤みを帯びています。
2020/07/22 上の子です。
2018/07/28 この子の尻尾はもう青くない。オトナの姿でしょうか。
2018/07/28 上の子の拡大です。目の横の耳が鮮明に写っています。トカゲは音に敏感なんだそうです。
2020/07/22 こちらは繁殖期のニホントカゲ。子供のときに背中にあった5本の筋が消え、カラダ全体が赤銅色になっています。成熟したニホントカゲの特徴です。下の2枚はそのとき撮った同じオトナです。
東京都で絶滅危惧1類、広島県や香川県で準絶滅危惧、京都府では要注目種に指定しています。京都府レッドデータブックは信頼できます。こんなふうに記述されています。
かつては、普通に見られたが、環境変化により近年減少している。
開発により低地、特に人家周辺では餌動物が減少、隠れ家となる石垣が消失している。 生息場所の緑地と隠れ場所となる石組みなど、生息環境を保持する必要がある。