トラマルハナバチ2021
Tiger bumblebee 2021
上の写真は2021年5月6日、薔薇「ドルトムント」で吸蜜したり花粉を集めるトラマルハナバチ。両後脚の花粉かごに大きな花団子を作っています。お、重い、もう限界、早く巣に持ち帰らないと・・・
2021/05/30 その日フェイスブックにこの写真を投稿し、こう書きました。
雨があがると急にハナバチ(Bee)たちの羽音が賑やかになりました。蝶たちもいっぱい舞っています。 するとご馳走(ムシトリナデシコやマロウの蜜)に夢中になったハナバチたちが蝶や他の昆虫にぶつかることがあります。ぶつかっても喧嘩しません・・・
2021/05/30
2021/05/30 ムシトリナデシコの花のうえでモンキチョウとトラマルハナバチがニアミス。
2021/04/23 ツツジの花に飛来するトラマルハナバチ。
2021/04/26 ハナショウブの花に飛来するトラマルハナバチ。
2021/04/26 ハナショウブの花に飛来するトラマルハナバチ。
2021/04/26
2021/04/26 ナニワイバラ(チェロキーローズ)に飛来。
2021/04/26 ナニワイバラの花のなかに入ると非常に動きが活発になって、興奮しているように見えます。
コバギボウシの花のオシベがトラマルハナバチにとって使い勝手のいい踏み台や手すりになっているようです。トラマルハナバチに気に入ってもらうために、そのようにように気配りしたのだと思います。
2020/05/23 オシベがつかまりやすい形態です。
2020/05/23
2021/05/30
2021/06/29 オオバギボウシで吸蜜。
2021/06/29 オオバギボウシで吸蜜終わり。
2021/05/31 ゲンペイシモツケの花で吸蜜。
2021/05/31 ゲンペイシモツケの花で吸蜜。
2021/05/31 ゲンペイシモツケの花で吸蜜。
2021/05/31 ゲンペイシモツケの花で吸蜜。
2021/06/06 ウツボグサの花で吸蜜。西洋のハーブ、セルフヒール(自己治癒)はウツボグサとそっくり、というかそのものです。20年以上前、ハーブ専門の種屋さん(ラムズイヤー・シード)からセルフヒールの種を取り寄せて育てていたんですが、ある日、山道でそれとそっくりの草がいっぱい生えているのを見つけました。
おかしいと思って調べると、セルフヒールと日本原種のウツボグサは、見た目はまったく同じでした。というか同じだった。それなら外来種ではなく在来種を育てるべきなので、育てていた苗は処分しました。
2021/06/06
2021/06/06
2021/06/06 ちょうどトラマルハナバチのアタマのサイズに合わせたようなウツボグサの花弁。ぴったりの帽子をかぶっているみたいです。
2021/06/06 アジサイの花弁のうえで背中をかくトラマルハナバチ。西洋で品種改良され綺麗になったアジサイには、ハナバチたちは吸蜜にも花粉集めにも来ません。そういうのは退化してしまったのかも知れません。 このときトラマルハナバチが来ていたので、吸蜜しているのかなと思ったら、背中をかいていた。
2021/06/10
2020/06/10 ヒメシャラの花で吸蜜。
2020/06/10 後ろ脚に大きな花団子を付けています。
2020/06/15 サルビア・ガラニチカに吸蜜にやって来た。
2020/06/15 サルビア・ガラニチカで吸蜜。
2020/06/21 ラベンダーで吸蜜。
2020/06/22 エゾミソハギで吸蜜。
2020/06/22 グラジオラスに吸蜜にやって来た。
2020/06/23 グラジオラスに吸蜜にやって来た。
2020/06/22 グラジオラスで吸蜜。
2020/07/13 西洋ニンジンボクで吸蜜。
2020/07/26 ガウラで吸蜜。
2021年もトラマルハナバチは大活躍していました。最もたくさん見かけたと思います。とうとうハナバチたちの楽園が実現したと喜んでいたんですが、近所の農薬散布が原因でミツバチもトラマルマルハナバチも突然消えました。7月21日、ファイスブックにこんなふうに書きました。その段階では農薬散布の可能性は考えたものの、原因はわかりませんでした。
驚きました。 突然ミツバチとトラマルハナバチが消えました。 ミツバチはまったく一匹もいなくなり、トラマルハナバチはたった4匹ほど確認できただけです・・・写真はその一匹を撮りました。
今年ミツバチのために、たくさん菜の花を用意していたんですが全然やって来ないので心配していたら、5月になってハーブのマロウが咲きだすとたくさん飛来しました。
マロウの開花期が終わると、毎日早朝からガウラ(白蝶草)であわただしく吸蜜していました。
暗いうちからミツバチとトラマルハナバチがブンブンいっていました。 トラマルハナバチは、うちの働きがしらというか、花粉媒介という自然界の大切なお仕事を年間通してきっちりやってくれる、もっとも元気で快活なハナバチです。
そのトラマルハナバチが姿を消すなんて・・・ 何が起きているのかわかりません。僕は専門家ではないので、何もわかりません。こういうことはありえる現象であって、すぐに戻ってくるのかも・・・ということもわかりません。
家族として毎日観察しているので、できることですが今後の経緯を注視します。
エンジェルファームをハナバチたちの「保護区」として構想してきたんですが、農薬散布の可能性があるエリアは保護区になりえないことがわかりました。難しいですね。前途多難ですが、Bee
Friendly Gardening の試みは続けていきます。